浜田麻里「INCLINATION」第4章発売

浜田麻里のニューアルバム「INCLINATION IV」が9月9日に発売される。

1994年に第1作が発表された「INCLINATION」は、浜田がその時代ごとの歩みを見つめ、自ら構成・プロデュースしてきた作品群。第4作となる「INCLINATION IV」は、デビュー30周年から40周年へ至る10年を、現在の視点で再構成した2枚組アルバムとなる。

「Celadon(セラドン)」と名付けられたDISCには、2016年発表の「Mission」、2018年の「Gracia」、2023年の「Soar」の楽曲に加え、新曲3曲を収録。スタジオワークスを軸として、近年の創作の流れと、現在の浜田の表現を示すDISCとなっている。

「Carmine(カーマイン)」と題したDISCには、2014年から2023年までのライブ音源を収録。全13曲中9曲が初音源化となるライブオーディオセレクションであり、2023年の「The 40th Anniversary Tour “Soar”」東京・東京ガーデンシアター公演の未発表音源を中心に構成される。さらに東京フィルハーモニー交響楽団と共演した「billboard classics 浜田麻里 プレミアム・シンフォニック・コンサート2016」からの音源、WOWOWで放送されながら商品化されていなかった2016年の「Mari Hamada Tour 2016 “Mission”」東京・東京国際フォーラム ホールA公演からの「Rin」、高崎晃(LOUDNESS)を迎えた「Stay Gold」、ビリー・シーン(MR. BIG)が参加した「Sparks」など、各時期のステージを象徴する音源も収められている。ライブ音源によるアルバムとしては「MAGICAL MYSTERY “MARI” 浜田麻里 LIVE ’85」以来、41年ぶりの作品となる。

初回限定盤は「Celadon」収録のリード曲「Rhapsodiaris」のミュージックビデオとメイキング映像を収録したBlu-rayが付属するスリーブケース収納仕様となる。ブックレットにはこの10年の作品世界と制作過程を物語る写真を掲載。「Celadon」は海外ミュージシャンとの制作現場や自宅スタジオでの作業風景など制作環境の変化を伝える写真、「Carmine」は2014年から2023年までのライブ写真が中心で、初回限定盤と通常盤ではどちらも写真構成が異なる。

また本作のリリースに合わせて、浜田は2027年2月10日に大阪・グランキューブ大阪 メインホール、2月28日に東京・東京ガーデンシアターにて「MARI HAMADA LIVE 2027 – 40 Years and Beyond -」を開催する。アルバムの初回プレス分には、同公演のチケット先行予約用のシリアルナンバーが封入される。

Girls Riot+ View -編集部のひとこと-

多くのアーティストが過去のヒット曲を追う中で、浜田麻里は常に新作のクオリティを最優先し、最新の姿を更新し続けることでキャリアを構築してきた側面がある。これは日本の音楽業界において非常に稀有なモデルと言え、いわゆる「レジェンド」として過去の栄光に安住することを拒む姿勢が、今の熱烈な支持層を形成しているのではないだろうか。特に「INCLINATION」シリーズという「自分自身の歴史を自分でキュレーションする」手法は、単なるレーベル主導のベスト盤とは一線を画すものとして捉えられる。
今回、初音源化が9曲も含まれることは、音源制作に対する彼女の厳格な基準を物語っているかのようだ。通常、ライブアルバムは安易にリリースされがちな傾向も見られるが、彼女は「完璧な瞬間」を厳選して提供しているようにも思える。その徹底した管理が、40年を超える長いキャリアを経て再び貴重なライブ音源集を世に出す重みを生んでいるのかもしれない。

Information

浜田麻里 公式サイト
https://www.mari-hamada.com/
MARI HAMADA LIVE 2027 – 40 Years and Beyond –
2027年2月10日(水)大阪府 グランキューブ大阪(大阪府立国際会議場)メインホール
2027年2月28日(日)東京都 東京ガーデンシアター

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編集長:戸塚

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